北海道の地震、なぜ遠くでも揺れたの?

2026/4/26 · news_lesson #地震 #防災 #日本語学習 #日本のニュース #北海道 #N3
北海道の地震、なぜ遠くでも揺れたの?

日本で生活していると、突然スマートフォンが大きな音で鳴って、びっくりしたことがありますか?先日、北海道で大きな地震があり、この「緊急地震速報」が発表されました。今日はこのニュースを一緒に見て、日本の地震について理解を深めましょう。

タグ: #地震 / #防災 / #日本語学習 / #日本のニュース / #北海道

新聞記事#

北海道の地震、なぜ遠くでも揺れたの?

午前5時、北海道で何が起きた?#

朝、まだ寝ている時間に、突然グラグラと揺れたらとても怖いですよね。4月27日の午前5時23分ごろ、北海道の十勝(とかち)地方南部で、まさにそれが起こりました。地震のエネルギーの大きさを示すマグニチュードは6.1。この地震によって、浦幌町(うらほろちょう)という場所では「震度(しんど)5強」という非常に強い揺れが観測(かんそく)されました。震度5強は、棚にある本や食器が落ちてきたり、一人で歩くのが難しくなったりするレベルの揺れです。幸い、この地震による津波(つなみ)の心配はありませんでした。あなたの国では、地震はよく起こりますか?

「M6.1」と「震度5強」2つの数字の謎#

ニュースで「マグニチュード6.1」と「震度5強」という2つの数字を聞いて、「どちらが本当の地震の強さなの?」と混乱したことはありませんか?私も日本語を教えている学生から、この質問をよく受けます。実は、この2つは全く違うものを表しています。まず、「マグニチュード」は地震そのものが持っているエネルギーの大きさです。例えるなら、電球の「100ワット」のようなものです。一方、「震度」は、あなたが今いる場所が「どれくらい揺れたか」を示す強さです。電球のすぐ近く、1メートル先はとても明るいですが、10メートル離れると少し暗くなりますよね。それと同じで、地震が起きた場所(震源:しんげん)に近いほど震度は大きく、遠いほど小さくなります。この説明で、2つの数字の違いが少し分かりやすくなりましたか?

「マグニチュード」は地震のエネルギーの大きさ、「震度」はあなたの場所の揺れの強さです。

なぜ1000kmも離れた場所で揺れたの?#

もしあなたが東京に住んでいたら、「北海道の地震なのに、どうして東京でも揺れるの?」と不思議に思ったかもしれません。今回の地震では、震源から約1000キロメートルも離れた関東地方の一部でも、小さな揺れが観測されました。これは、地震の波が地面の中をとても速いスピードで伝わるからです。特に、今回の地震は少し深い場所で発生したため、そのエネルギーが弱まることなく、広い範囲(こうはんい)に伝わったと言われています。まるで、水に石を投げ入れたとき、波紋が遠くまで広がっていくのに似ていますね。もしこれがあなたの国で起きたら、ニュースではどのように伝えられますか?

「その時」あなたを守る3つの行動#

突然、あなたのスマートフォンから「ギュイン!ギュイン!」と緊急地震速報(きんきゅうじしんそくほう)が鳴ったら、どうしますか?速報が鳴ってから強い揺れが来るまでの時間は、たったの数秒から数十秒しかありません。この短い時間に自分の安全を守るため、覚えておきたい行動が3つあります。まず1つ目は「頭を守ること」。すぐに机の下に入るか、クッションなどで頭を保護してください。2つ目は「火の始末」。もし料理をしていたら、ガスコンロの火を消しましょう。そして3つ目は「出口の確保」。ドアや窓を開けて、いつでも外へ逃げられるように道を作っておくことが大切です。日本では、3日分以上の水や食料を準備している家庭が半分以上(約54%)あります。あなたの家には、地震のための準備が何かしてありますか?

緊急地震速報が鳴ったら、①頭を守る ②火を消す ③出口を確保する、この3つを思い出してください。

地震はいつ、どこで起こるか誰にも分かりません。だからこそ、日頃からの準備が大切です。この記事を読んだ今日、あなたの家のどこが一番安全な場所か、非常用の水はどこにあるか、家族や友人と話してみてはいかがでしょうか。コメントで、あなたの国の防災対策についてもぜひ教えてくださいね。

📖 語彙リスト / Vocabulary / Từ vựng#

震度
しんど
N2名詞

この地震によって、浦幌町という場所では「震度5強」という非常に強い揺れが観測されました。

このじしんによって、うらほろちょうというばしょでは「しんどごきょう」というひじょうにつよいゆれがかんそくされました。

観測
かんそく
N2名詞, する動詞

震源から約1000キロメートルも離れた関東地方の一部でも、小さな揺れが観測されました。

しんげんからやく1000キロメートルもはなれたかんとうちほうのいちぶでも、ちいさなゆれがかんそくされました。

発生
はっせい
N3名詞, する動詞

特に、今回の地震は少し深い場所で発生したため、そのエネルギーが弱まることなく、広い範囲に伝わったと言われています。

とくに、こんかいのじしんはすこしふかいばしょではっせいしたため、そのエネルギーがよわまることなく、ひろいはんいにつたわったといわれています。

震源
しんげん
N1名詞

地震が起きた場所(震源:しんげん)に近いほど震度は大きく、遠いほど小さくなります。

じしんがおきたばしょ(しんげん)にちかいほどしんどはおおきく、とおいほどちいさくなります。

津波
つなみ
N3名詞

幸い、この地震による津波の心配はありませんでした。

さいわい、このじしんによるつなみのしんぱいはありませんでした。

緊急地震速報
きんきゅうじしんそくほう
N2名詞

突然、あなたのスマートフォンから「ギュイン!ギュイン!」と緊急地震速報が鳴ったら、どうしますか?

とつぜん、あなたのスマートフォンから「ギュイン!ギュイン!」ときんきゅうじしんそくほうがなったら、どうしますか?

範囲
はんい
N2名詞

そのエネルギーが弱まることなく、広い範囲に伝わったと言われています。

そのエネルギーがよわまることなく、ひろいはんいにつたわったといわれています。

幸い
さいわい
N3副詞, 形容動詞

幸い、この地震による津波の心配はありませんでした。

さいわい、このじしんによるつなみのしんぱいはありませんでした。

保護
ほご
N3名詞, する動詞

すぐに机の下に入るか、クッションなどで頭を保護してください。

すぐにつくえのしたにはいるか、クッションなどでたまをほごしてください。

確保
かくほ
N3名詞, する動詞

そして3つ目は「出口の確保」。ドアや窓を開けて、いつでも外へ逃げられるように道を作っておくことが大切です。

そしてみっつめは「でぐちのかくほ」。ドアやまどをあけて、いつでもそとへにげられるようにみちをつくっておくことがたいせつです。

📝 文法ポイント / Grammar / Ngữ pháp#

〜によって N3

例文

この地震によって、浦幌町という場所では「震度5強」という非常に強い揺れが観測されました。

関連表現: 〜で 〜のため
〜ため(に) N3

例文

今回の地震は少し深い場所で発生したため、そのエネルギーが弱まることなく、広い範囲に伝わったと言われています。

この短い時間に自分の安全を守るため、覚えておきたい行動が3つあります。

関連表現: 〜から 〜ので 〜ように
〜ようだ / 〜に似ている N3

例文

例えるなら、電球の「100ワット」のようなものです。

まるで、水に石を投げ入れたとき、波紋が遠くまで広がっていくのに似ていますね。

関連表現: 〜みたいだ 〜らしい

❓ Q&A#

📝 理解テスト

Q1. 記事によると、「マグニチュード」と「震度」の違いは何ですか?

答えを見る ▾

「マグニチュード」は地震そのものが持つエネルギーの大きさで、震源から離れても変わりません。一方、「震度」は今いる場所がどれくらい揺れたかを示す強さで、震源からの距離によって変わります。

ポイント

  • マグニチュードは地震のエネルギーの大きさ
  • 震度は場所ごとの揺れの強さ
  • 震度は震源からの距離で変わる

Q2. 今回の北海道の地震で、なぜ1000kmも離れた関東地方でも揺れが観測されたのですか?

答えを見る ▾

地震の波が地面の中を速いスピードで伝わるからです。特に、今回の地震は深い場所で発生したため、エネルギーが弱まることなく広い範囲に伝わりました。

ポイント

  • 地震の波が速く伝わるため
  • 地震が深い場所で発生したため
  • エネルギーが弱まらず広範囲に伝わった

Q3. 緊急地震速報が鳴ったとき、自分の安全を守るためにすべき3つの行動は何ですか?

答えを見る ▾

1つ目は「頭を守ること」、2つ目は「火の始末」、3つ目は「出口の確保」です。

ポイント

  • 頭を守る
  • 火の始末
  • 出口の確保

地震はいつ、どこで起こるか誰にも分かりません。だからこそ、日頃からの準備が大切です。この記事を読んだ今日、あなたの家のどこが一番安全な場所か、非常用の水はどこにあるか、家族や友人と話してみてはいかがでしょうか。コメントで、あなたの国の防災対策についてもぜひ教えてくださいね。

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