なぜ日本が狙われる?国連で起きたこと

2026/5/2 · news_lesson #ニュースで学ぶ日本語 #国際関係 #国連 #政治 #N2レベル #N3
なぜ日本が狙われる?国連で起きたこと

クラスや職場で、自分の意見がみんなに反対されたり、誤解されたりした経験はありませんか?なんだか、自分だけが悪者になったような気持ちになりますよね。実は最近、国と国の間でも、これと似たようなことが起きました。今回は、国連で日本が3つの国から同時に批判されたニュースについて、分かりやすく解説します。

タグ: #ニュースで学ぶ日本語 / #国際関係 / #国連 / #政治 / #N2レベル

新聞記事#

なぜ日本が狙われる?国連で起きたこと

一体何が起きたの?#

友達と話していて、急に2人、3人と周りの人から「あなたの考えは間違っている」と言われたら、とてもびっくりしますよね。先日、ニューヨークにある国連(国際連合)の会議で、まさにそんなことが日本に起きました。

会議の中で、まず中国が「日本は、もう一度軍隊を強くしようとしている!」と、日本を強く批判しました。すると、すぐにロシアと北朝鮮も「そうだ、そうだ」と中国の意見に賛成し、3つの国が一緒になって日本を責(せ)めるという、とても珍しい場面が見られたのです。これは、まるでクラスで3人のグループが1人に対して文句を言っているような状況です。もちろん、日本も黙ってはいませんでした。

もしあなたの国が、たくさんの国から同時に「あなたは間違っている」と批判されたら、どう感じますか?

なぜ日本は批判された?#

「最近、君は変わったね」と友達に言われたら、どうしてそう思うのか理由が知りたくなりますよね。今回、中国などが日本を批判した背景には、日本の「防衛(ぼうえい)」、つまり国を守るためのお金の使い方に対する心配があります。

日本は第二次世界大戦の後、約80年間「専守防衛(せんしゅぼうえい)」というルールを守ってきました。これは「他の国から攻撃された時だけ、自分の国を守るために戦う」という、とても大切な考え方です。しかし、日本の防衛費(国を守るためのお金)は、2024年度の予算で約7.9兆円になり、12年続けて過去の金額を上回りました。この数字を見て、中国やロシアなどは「日本がルールを破って、軍隊がとても強い国になろうとしているのではないか?」と警戒(けいかい)しているのです。

自分の国を守るためにお金を増やすことは、他の国から見ると「攻撃の準備」に見えてしまうのでしょうか?

日本の防衛費は、この12年間で約1.6倍に増えています。

日本の答えは「根拠がない」#

もし誰かに、何の証拠(しょうこ)もないのに「あなたがやったんでしょ!」と疑われたら、はっきりと「違います」と言いたいですよね。日本も、今回の批判に対して強く反論しました。

日本の政府の代表者は、中国の「日本は核兵器(かくへいき)を持ちたがっている」という意見に対して、「全く根拠(こんきょ)がない、うそだ」とはっきり答えました。実際、日本は世界でたった一つ、戦争で原子爆弾を使われた国です。そのため、「核兵器を持たない、作らない、持ち込ませない」という『非核三原則』を、1967年からずっと国の大きな方針として守っています。この事実を説明して、日本の考え方を伝えたのです。

あなたが自分の意見や立場をはっきりと伝えたい時、どんな言葉や事実を使って説明しますか?

国と国の関係の話は少し難しいですが、こうして見ると、私たちの毎日のコミュニケーションと似ている部分もありますね。今回のニュースで出てきた「批判(ひはん)」や「反論(はんろん)」、「根拠(こんきょ)」という言葉は、自分の意見を言う時にも役立ちます。あなたはこのニュースについて、どう思いましたか?ぜひコメント欄であなたの考えを教えてください!

📖 語彙リスト / Vocabulary / Từ vựng#

批判
ひはん
N3名詞

今回は、国連で日本が3つの国から同時に批判されたニュースについて、分かりやすく解説します。

今(こん)回(かい)は、国(こく)連(れん)で日(に)本(ほん)が3つの国(くに)から同(どう)時(じ)に批(ひ)判(はん)されたニュースについて、分(わ)かりやすく解(かい)説(せつ)します。

反論
はんろん
N3名詞

日本も、今回の批判に対して強く反論しました。

日(に)本(ほん)も、今(こん)回(かい)の批(ひ)判(はん)に対(たい)して強(つよ)く反(はん)論(ろん)しました。

根拠
こんきょ
N3名詞

日本の政府の代表者は、中国の「日本は核兵器を持ちたがっている」という意見に対して、「全く根拠がない、うそだ」とはっきり答えました。

日(に)本(ほん)の政(せい)府(ふ)の代(だい)表(ひょう)者(しゃ)は、中(ちゅう)国(ごく)の「日(に)本(ほん)は核(かく)兵(へい)器(き)を持(も)ちたがっている」という意(い)見(けん)に対(たい)して、「全(まった)く根(こん)拠(きょ)がない、うそだ」とはっきり答(こた)えました。

誤解
ごかい
N3名詞

クラスや職場で、自分の意見がみんなに反対されたり、誤解されたりした経験はありませんか?

クラスや職(しょく)場(ば)で、自(じ)分(ぶん)の意(い)見(けん)がみんなに反(はん)対(たい)されたり、誤(ご)解(かい)されたりした経(けい)験(けん)はありませんか?

同時に
どうじに
N3副詞

今回は、国連で日本が3つの国から同時に批判されたニュースについて、分かりやすく解説します。

今(こん)回(かい)は、国(くに)連(れん)で日(に)本(ほん)が3つの国(くに)から同(どう)時(じ)に批(ひ)判(はん)されたニュースについて、分(わ)かりやすく解(かい)説(せつ)します。

背景
はいけい
N2名詞

今回、中国などが日本を批判した背景には、日本の「防衛」、つまり国を守るためのお金の使い方に対する心配があります。

今(こん)回(かい)、中(ちゅう)国(ごく)などが日(に)本(ほん)を批(ひ)判(はん)した背(はい)景(けい)には、日(に)本(ほん)の「防(ぼう)衛(えい)」、つまり国(くに)を守(まも)るためのお金(かね)の使(つか)い方(かた)に対(たい)する心(しん)配(ぱい)があります。

警戒
けいかい
N2名詞

この数字を見て、中国やロシアなどは「日本がルールを破って、軍隊がとても強い国になろうとしているのではないか?」と警戒しているのです。

この数(すう)字(じ)を見(み)て、中(ちゅう)国(ごく)やロシアなどは「日(に)本(ほん)がルールを破(やぶ)って、軍(ぐん)隊(たい)がとても強(つよ)い国(くに)になろうとしているのではないか?」と警(けい)戒(かい)しているのです。

上回る
うわまわる
N2動詞

日本の防衛費は、2024年度の予算で約7.9兆円になり、12年続けて過去の金額を上回りました。

日(に)本(ほん)の防(ぼう)衛(えい)費(ひ)は、2024年(ねん)度(ど)の予(よ)算(さん)で約(やく)7.9兆(ちょう)円(えん)になり、12年(ねん)続(つづ)けて過(か)去(こ)の金(きん)額(がく)を上(うわ)回(まわ)りました。

方針
ほうしん
N2名詞

そのため、「核兵器を持たない、作らない、持ち込ませない」という『非核三原則』を、1967年からずっと国の大きな方針として守っています。

そのため、「核(かく)兵(へい)器(き)を持(も)たない、作(つく)らない、持(も)ち込(こ)ませない」という『非(ひ)核(かく)三(さん)原(げん)則(そく)』を、1967年(ねん)からずっと国(くに)の大(おお)きな方(ほう)針(しん)として守(まも)っています。

珍しい
めずらしい
N3形容詞

3つの国が一緒になって日本を責めるという、とても珍しい場面が見られたのです。

3つの国(くに)が一(いっ)緒(しょ)になって日(に)本(ほん)を責(せ)めるという、とても珍(めずら)しい場(ば)面(めん)が見(み)られたのです。

📝 文法ポイント / Grammar / Ngữ pháp#

〜に対して N3

例文

日本も、今回の批判に対して強く反論しました。

中国の「日本は核兵器を持ちたがっている」という意見に対して、「全く根拠がない、うそだ」とはっきり答えました。

関連表現: 〜について 〜にとって
〜のではないか N3

例文

「日本がルールを破って、軍隊がとても強い国になろうとしているのではないか?」と警戒しているのです。

関連表現: 〜かもしれない 〜だろう
〜として N3

例文

そのため、「核兵器を持たない、作らない、持ち込ませない」という『非核三原則』を、1967年からずっと国の大きな方針として守っています。

関連表現: 〜にとって 〜として(は)

❓ Q&A#

📝 理解テスト

Q1. 記事によると、なぜ中国、ロシア、北朝鮮は日本を批判したのですか?

答えを見る ▾

日本の防衛費が12年連続で過去の金額を上回り、増加し続けていることを見て、「日本が専守防衛のルールを破り、軍事的に強い国になろうとしているのではないか」と警戒したためです。

ポイント

  • 日本の防衛費が12年連続で増加していること
  • 「専守防衛」のルールを破り、軍事大国になることへの懸念

Q2. 中国からの「日本は核兵器を持ちたがっている」という批判に対し、日本はどのように反論しましたか?

答えを見る ▾

「全く根拠がない、うそだ」と強く否定しました。その証拠として、日本は世界で唯一の被爆国であるという事実と、1967年から「非核三原則」を国の大きな方針として守り続けていることを説明しました。

ポイント

  • 「全く根拠がない」と否定
  • 証拠として「唯一の被爆国」である事実と「非核三原則」を挙げた

国と国の関係の話は少し難しいですが、こうして見ると、私たちの毎日のコミュニケーションと似ている部分もありますね。今回のニュースで出てきた「批判(ひはん)」や「反論(はんろん)」、「根拠(こんきょ)」という言葉は、自分の意見を言う時にも役立ちます。あなたはこのニュースについて、どう思いましたか?ぜひコメント欄であなたの考えを教えてください!

🌐