なぜ?日本の発言に中国が怒る理由

2026/5/9 · news_lesson #ニュースで学ぶ日本語 #国際関係 #政治 #日本 #中国 #N3
なぜ?日本の発言に中国が怒る理由

友達との会話で、何気ない一言が相手を怒らせてしまった…そんな経験はありませんか?実は、国と国の関係も少し似ているかもしれません。最近、日本のリーダーの発言がきっかけで、中国がとても怒っているというニュースがありました。一体、何があったのでしょうか?

タグ: #ニュースで学ぶ日本語 / #国際関係 / #政治 / #日本 / #中国

新聞記事#

なぜ?日本の発言に中国が怒る理由

何が起きたの?2つの発言#

学校や職場で、自分の意見が相手を怒らせてしまったことはありませんか?国と国の関係も同じで、一つの発言が誤解を生み、関係が難しくなることがあります。最近、日本のリーダーが2つの発言をしました。1つ目は、日本の総理大臣がおこなった「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」についての演説(えんぜつ)です。これに対して中国は「対立をあおっている」と強く反発(はんぱつ)しました。

2つ目は、日本の防衛大臣の発言です。彼はフィリピンを訪問したとき、「力による現状(げんじょう)変更には反対だ」と言いました。すると中国は、これを「根拠(こんきょ)のない悪口だ」と批判しました。このように、日本の政府関係者による発言が、立て続けに2回も中国の強い怒りを買ったのです。あなたの国と隣の国は、どんな関係ですか?

キーワード①「FOIP」って何?#

みんなが使う公園に「ボール遊びはしないでください」「ゴミはゴミ箱へ」というルールがあるのを想像してみてください。みんなが安全に気持ちよく公園を使うための約束事ですよね。実は、国と国の間の海にも、これと似た考え方があります。それが、キーワードの1つ目「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」です。これは、アジアからアフリカまでの広い海で、どの国の船も自由に航行(こうこう)でき、国際的なルールを守るべきだ、という考え方です。

この考え方は、日本やアメリカが中心となって提案しており、オーストラリアやインドなど、10カ国以上が協力する姿勢を見せています。しかし、中国はこの考え方を「自分たちを批判し、取り囲むためのものだ」と感じているようです。もしあなたが公園の利用者だとして、新しいルールが自分だけを厳しくするものだと感じたら、どう思いますか?

「FOIP」は、海上の交通ルールをみんなで守ろう、という国際的な提案です。

キーワード②「力による現状変更」#

教室で、体の大きい人が「今日からこの机は俺のものだ!」と勝手に決めてしまうのを想像してみてください。誰も話し合いをせず、力だけで物事を決めてしまうと、クラスの雰囲気は悪くなりますよね。これと似た状況を表すのが、もう一つのキーワード「力による現状変更」です。これは、軍事的な力や強い圧力(あつりょく)を使って、今ある国境やルールを一方的に変えようとすることを指します。

特に、南シナ海という海域では、中国が活動を活発にしています。この海は、世界の貿易にとって非常に重要で、年間で約3兆ドル(日本円で約450兆円!)もの商品が船で運ばれています。日本やアメリカは、この海域での中国の行動を「力による現状変更」の例として批判することがあります。もしあなたの学校のルールが、誰か一人の力で勝手に変えられてしまったら、あなたならどうしますか?

南シナ海では、年間約450兆円の商品が船で運ばれています。

今回は、日本と中国の関係がテーマのニュースを解説しました。難しい政治の言葉も、私たちの日常の出来事に例えてみると、少し分かりやすくなるかもしれませんね。ニュースの言葉を一つずつ知ることで、世界で起きていることがもっとよく見えてきます。あなたの国では、近隣の国との間でどんなニュースがありますか?ぜひコメントで教えてください!

📖 語彙リスト / Vocabulary / Từ vựng#

反発
はんぱつ
N2名詞, スル動詞

これに対して中国は「対立をあおっている」と強く反発(はんぱつ)しました。

これに対(たい)して中(ちゅう)国(ごく)は「対(たい)立(りつ)をあおっている」と強(つよ)く反(はん)発(ぱつ)(はんぱつ)しました。

現状
げんじょう
N2名詞

彼はフィリピンを訪問したとき、「力による現状(げんじょう)変更には反対だ」と言いました。

彼(かれ)はフィリピンを訪(ほう)問(もん)したとき、「力(ちから)による現(げん)状(じょう)(げんじょう)変(へん)更(こう)には反(はん)対(たい)だ」と言(い)いました。

変更
へんこう
N3名詞, スル動詞

「力による現状(げんじょう)変更には反対だ」と言いました。

「力(ちから)による現(げん)状(じょう)(げんじょう)変(へん)更(こう)には反(はん)対(たい)だ」と言(い)いました。

批判
ひはん
N2名詞, スル動詞

すると中国は、これを「根拠(こんきょ)のない悪口だ」と批判しました。

すると中(ちゅう)国(ごく)は、これを「根(こん)拠(きょ)(こんきょ)のない悪(わる)口(ぐち)だ」と批(ひ)判(はん)しました。

根拠
こんきょ
N2名詞

すると中国は、これを「根拠(こんきょ)のない悪口だ」と批判しました。

すると中(ちゅう)国(ごく)は、これを「根(こん)拠(きょ)(こんきょ)のない悪(わる)口(ぐち)だ」と批(ひ)判(はん)しました。

対立
たいりつ
N2名詞, スル動詞

これに対して中国は「対立をあおっている」と強く反発しました。

これに対(たい)して中(ちゅう)国(ごく)は「対(たい)立(りつ)をあおっている」と強(つよ)く反(はん)発(ぱつ)しました。

演説
えんぜつ
N3名詞, スル動詞

1つ目は、日本の総理大臣がおこなった「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」についての演説(えんぜつ)です。

1つ目(め)は、日(に)本(ほん)の総(そう)理(り)大(だい)臣(じん)がおこなった「自(じ)由(ゆう)で開(ひら)かれたインド太(たい)平(へい)洋(よう)(FOIP)」についての演(えん)説(ぜつ)(えんぜつ)です。

誤解
ごかい
N3名詞, スル動詞

国と国の関係も同じで、一つの発言が誤解を生み、関係が難しくなることがあります。

国(くに)と国(くに)の関(かん)係(けい)も同(おな)じで、一(ひと)つの発(はつ)言(げん)が誤(ご)解(かい)を生(う)み、関(かん)係(けい)が難(むずか)しくなることがあります。

航行
こうこう
N2名詞, スル動詞

これは、アジアからアフリカまでの広い海で、どの国の船も自由に航行(こうこう)でき、国際的なルールを守るべきだ、という考え方です。

これは、アジアからアフリカまでの広(ひろ)い海(うみ)で、どの国(くに)の船(ふね)も自(じ)由(ゆう)に航(こう)行(こう)(こうこう)でき、国(こく)際(さい)的(てき)なルールを守(まも)るべきだ、という考(かんが)え方(かた)です。

圧力
あつりょく
N2名詞

これは、軍事的な力や強い圧力(あつりょく)を使って、今ある国境やルールを一方的に変えようとすることを指します。

これは、軍(ぐん)事(じ)的(てき)な力(ちから)や強(つよ)い圧(あつ)力(りょく)(あつりょく)を使(つか)って、今(いま)ある国(こっ)境(きょう)やルールを一(いっ)方(ぽう)的(てき)に変(か)えようとすることを指(さ)します。

📝 文法ポイント / Grammar / Ngữ pháp#

〜に対して N3

例文

これに対して中国は「対立をあおっている」と強く反発しました。

関連表現: 〜について 〜にとって
〜による N3

例文

日本の政府関係者による発言が、立て続けに2回も中国の強い怒りを買ったのです。

「力による現状(げんじょう)変更には反対だ」と言いました。

関連表現: 〜によって 〜で
〜べきだ N3

例文

どの国の船も自由に航行(こうこう)でき、国際的なルールを守るべきだ、という考え方です。

関連表現: 〜なければならない 〜ほうがいい

❓ Q&A#

📝 理解テスト

Q1. 記事によると、日本のどのような発言が中国の強い反発を招きましたか?2つ挙げてください。

答えを見る ▾

1つ目は、日本の総理大臣による「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」についての演説です。2つ目は、日本の防衛大臣による「力による現状変更には反対だ」という発言です。

ポイント

  • 総理大臣のFOIPに関する演説
  • 防衛大臣の「力による現状変更」への反対発言

Q2. 「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」とはどのような考え方ですか?また、なぜ中国はこの考え方に反発しているのですか?

答えを見る ▾

アジアからアフリカまでの広い海で、どの国の船も自由に航行でき、国際的なルールを守るべきだという考え方です。中国が反発しているのは、この考え方を「自分たちを批判し、取り囲むためのものだ」と感じているからです。

ポイント

  • 自由な航行と国際ルールの遵守という考え方
  • 中国は自国への批判・包囲網だと感じている

今回は、日本と中国の関係がテーマのニュースを解説しました。難しい政治の言葉も、私たちの日常の出来事に例えてみると、少し分かりやすくなるかもしれませんね。ニュースの言葉を一つずつ知ることで、世界で起きていることがもっとよく見えてきます。あなたの国では、近隣の国との間でどんなニュースがありますか?ぜひコメントで教えてください!

🌐