仕事の指示?命?22歳の最後の言葉

2026/7/31 · news_lesson #労働問題 #熊本地震 #企業の責任 #安全第一 #ニュースで学ぶ日本語 #N2 #N3
仕事の指示?命?22歳の最後の言葉

アルバイト中、上司から「これ、今すぐやって」と無理な指示をされた経験はありませんか?もしそれが、大きな地震が起きた後の危険な場所での指示だったら…。今回は、8年前に日本で起きた悲しい事故について、一緒に考えていきましょう。

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新聞記事#

仕事の指示?命?22歳の最後の言葉

地震の4日後に何が起きた?#

先日、私も電車が急に止まってしまい、家に帰るのが大変でした。でも、これは自然災害のほんの始まりに過ぎないこともあります。2016年4月、日本の熊本県で最大震度7という、とても大きな地震がありました。多くの建物が壊れ、たくさんの人が学校などで避難生活を送りました。

このニュースで大切な言葉が「二次災害」です。これは、地震のような最初の災害が原因で、次に起こる火事や爆発などの別の災害のことです。今回の事故は、まさにその二次災害でした。地震から4日後、営業を止めていた「イオンモール熊本」というショッピングセンターで爆発事故が起き、7人が亡くなったのです。地震そのものではなく、その後の事故で命が失われたという、とても悲しい出来事でした。あなたの国では、大きな災害の後にどんな「二次災害」が起こる可能性がありますか?

2016年の熊本地震では、最初の揺れだけでなく、その後の二次災害で少なくとも5人が亡くなりました。

なぜ彼女は危険な場所へ?#

もしあなたが災害から無事に避難できたとしたら、もう一度危険な建物に戻りたいと思いますか?おそらく、ほとんどの人が「いいえ」と答えるでしょう。しかし、この事故で亡くなった22歳の女性店員は、一度安全な場所に避難した後、お店に一人で戻ってしまいました。

なぜでしょうか。彼女の家族(遺族)によると、彼女は「お店の売上金を金庫に入れろと言われたから、戻らないといけない」と話していたそうです。親戚が「危ないから行かないで」と強く止めましたが、彼女は戻ってしまいました。彼女は、自分の命よりも仕事の責任を大切にしてしまったのかもしれません。この「会社からの指示があったのか」という点が、この事故の最も大きな問題になっています。もしこれがあなたの友人や家族だったら、あなたは何と言って彼女を止めますか?

遺族が話した彼女の最後の言葉は「金庫にお金を入れろと言われた」でした。

会社の「沈黙」が意味するもの#

友達とけんかした時、相手が何も話してくれなかったら、どんな気持ちになりますか?不安になったり、怒りを感じたりするかもしれません。今、亡くなった女性の家族も、同じような気持ちかもしれません。家族は、事故の本当の理由を明らかにしてほしいと求めています。つまり、会社に事故の原因を詳しく説明してほしいのです。

しかし、イオンモールの会社は、8年以上たった今もテレビや新聞などの質問に答えず、「沈黙」を続けています。日本の法律では、会社は従業員の安全を守る義務があります。例えば、災害時には従業員を安全な場所に避難させる責任があります。この事故で会社がその責任を果たしたのか、会社が説明しない限り、本当のことは分かりません。あなたの国では、仕事中の事故について、会社はどんな責任を取ることが法律で決まっていますか?

今回は、仕事の指示と自分の命、どちらが大切かという、とても重いテーマでした。災害はいつ、どこで起きるか分かりません。あなたのアルバイト先や会社には、災害が起きた時の避難ルールがありますか?ぜひ一度、同僚や上司と話してみてください。あなたの職場の安全対策について、コメントで教えてくれると嬉しいです。

📖 語彙リスト / Vocabulary / Từ vựng#

二次災害
にじさいがい
N2名詞

今回の事故は、まさにその二次災害でした。

今(こん)回(かい)の事(じ)故(こ)は、まさにその二(に)次(じ)災(さい)害(がい)でした。

遺族
いぞく
N2名詞

彼女の家族(遺族)によると、彼女は「お店の売上金を金庫に入れろと言われたから、戻らないといけない」と話していたそうです。

彼(かの)女(じょ)の家(か)族(ぞく)(遺(い)族(ぞく))によると、彼(かの)女(じょ)は「お店(みせ)の売(うり)上(あげ)金(きん)を金(きん)庫(こ)に入(い)れろと言(い)われたから、戻(もど)らないといけない」と話(はな)していたそうです。

沈黙
ちんもく
N2名詞

イオンモールの会社は、8年以上たった今もテレビや新聞などの質問に答えず、「沈黙」を続けています。

イオンモールの会(かい)社(しゃ)は、8年(ねん)以(い)上(じょう)たった今(いま)もテレビや新(しん)聞(ぶん)などの質(しつ)問(もん)に答(こた)えず、「沈(ちん)黙(もく)」を続(つづ)けています。

求める
もとめる
N3動詞

家族は、事故の本当の理由を明らかにしてほしいと求めています。

家(か)族(ぞく)は、事(じ)故(こ)の本(ほん)当(とう)の理(り)由(ゆう)を明(あき)らかにしてほしいと求(もと)めています。

避難
ひなん
N3名詞

もしあなたが災害から無事に避難できたとしたら、もう一度危険な建物に戻りたいと思いますか?

もしあなたが災(さい)害(がい)から無(ぶ)事(じ)に避(ひ)難(なん)できたとしたら、もう一(いち)度(ど)危(き)険(けん)な建(たて)物(もの)に戻(もど)りたいと思(おも)いますか?

指示
しじ
N3名詞

アルバイト中、上司から「これ、今すぐやって」と無理な指示をされた経験はありませんか?

アルバイト中(ちゅう)、上(じょう)司(し)から「これ、今(いま)すぐやって」と無(む)理(り)な指(し)示(じ)をされた経(けい)験(けん)はありませんか?

金庫
きんこ
N2名詞

彼女は「お店の売上金を金庫に入れろと言われたから、戻らないといけない」と話していたそうです。

彼(かの)女(じょ)は「お店(みせ)の売(うり)上(あげ)金(きん)を金(きん)庫(こ)に入(い)れろと言(い)われたから、戻(もど)らないといけない」と話(はな)していたそうです。

義務
ぎむ
N2名詞

日本の法律では、会社は従業員の安全を守る義務があります。

日(に)本(ほん)の法(ほう)律(りつ)では、会(かい)社(しゃ)は従(じゅう)業(ぎょう)員(いん)の安(あん)全(ぜん)を守(まも)る義(ぎ)務(む)があります。

📝 文法ポイント / Grammar / Ngữ pháp#

〜に過ぎない N2

例文

でも、これは自然災害のほんの始まりに過ぎないこともあります。

関連表現: 〜だけだ 〜にほかならない
〜によると N3

例文

彼女の家族(遺族)によると、彼女は「お店の売上金を金庫に入れろと言われたから、戻らないといけない」と話していたそうです。

関連表現: 〜によれば 〜の話では
〜ない限り N3

例文

会社が説明しない限り、本当のことは分かりません。

関連表現: 〜なければ 〜うちは

❓ Q&A#

📝 理解テスト

Q1. 記事によると、なぜ22歳の女性店員は危険な建物に戻ったのですか。

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彼女の家族によると、上司から「お店の売上金を金庫に入れろ」という指示があったため、戻らなければいけないと考えていたからです。

ポイント

  • 上司からの指示があったとされているため
  • 売上金を金庫に入れるという仕事の責任感から

Q2. この記事で述べられている「二次災害」とは、具体的にどのようなことですか。

答えを見る ▾

地震のような最初の災害が原因で、その後に起こる別の災害のことです。この記事の事故では、地震の4日後にショッピングセンターで起きた爆発事故が二次災害にあたります。

ポイント

  • 最初の災害が原因で起こる次の災害
  • 例:地震後の火事や爆発

今回は、仕事の指示と自分の命、どちらが大切かという、とても重いテーマでした。災害はいつ、どこで起きるか分かりません。あなたのアルバイト先や会社には、災害が起きた時の避難ルールがありますか?ぜひ一度、同僚や上司と話してみてください。あなたの職場の安全対策について、コメントで教えてくれると嬉しいです。

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